#57 ほどほどに自分らしく生きればいい。

前回に引き続き、人間関係について考えている。

人との関わり方は、思っているより難しい。
私は昔から、人付き合いが得意ではなかった。

友達が自分を責めて落ち込んでいたとき、
「気にする必要はないよ」と長いメッセージを送ったことがある。
でも、そのあと返事は来なかった。

友達に誕生日にプレゼントを渡したときも、
相手にとってはそこまでの関係ではなかったようで、
あまり喜ばれなかった。

友達を遊びに誘ったときも、
相手も楽しんでくれると思っていたけれど、
あまり楽しそうではなくて、それから遊ぶことはなくなった。

今振り返っても、
何が正解だったのかはよく分からない。

ただひとつ思うのは、
あの頃の自分はどこか「自分らしくない行動」をしていた気がする。

相手にどう思われるかを気にしすぎて、
無理に行動を変えていたのかもしれない。

本を読んだり、人の会話を聞いたりして
少しずつ人との関わり方を学んできた。

その中で気づいたことがある。

相手の様子を気にしすぎると、
自分らしさが見えなくなるということ。

人は、相手がどんな人か分かると安心する。

でも、その場その場で行動が変わると
相手にとっては予想ができず、
どこか警戒させてしまうこともあるのかもしれない。

だから、無理に合わせすぎず
自分らしくいることも大切なのだと思う。

もちろん、相手を傷つけるような行動は避ける必要があるけれど。

そのおかげか、最近は
話しかけてもらえたり、
好意を向けてもらえることも少し増えた気がする。

自分らしくいるためには、
まず自分を知ることが大切だと思う。

憧れている人や、目標にしている人の
やり方に無理に合わせる必要はない。

人にはそれぞれ向いている生き方がある。

魚がサルに憧れて木に登ろうとしても、
それは無理な話だ。

どれだけ頑張っても、魚は木には登れない。

でもサルだって、
水の中を自由に泳ぐことはできない。

魚にとって泳ぐことは当たり前すぎて、
その価値に気づきにくい。

人もきっと同じで、
自分にできることほど当たり前に感じてしまう。

だから、誰かと同じようになろうとしなくていい。

自分に合った生き方をすればいい。

自分がどんな距離で人と関わると
心地よくいられるのか。

それを知ることが、
自分らしく生きることにつながるのだと思う。

周りに合わせる前に、
まずは自分を知ること。

自分に合ったやり方や距離感で人と関わればいい。

自分を大切に。