何かの本で読んだ言葉。
何の本だったかは、思い出せない。
「自分はこういう人だから、今さら変われない」
そう思い込んでしまうことがあるけれど、
よく考えると“自分”という固定された存在はない。
1秒後でも、1時間後でも、明日でも。
変えたければ、その瞬間から変えていい。
たとえば、人前では喋らないおとなしいタイプ。
本当はもっと話したいのに、
今さら急に喋りだしたら変な人だと思われそうで、つい黙ってしまう。
でも、そんな違和感は一時的なものだ。
人は案外すぐ慣れるし、思っているほど他人を見ていない。
変わりたければ、変わっていい。
あの本には、たしかそんなことが書いてあった気がする。
読んだのは10年くらい前だったと思う。
それでも今も覚えているのは、
当時の自分が「変わりたいのに、昔の自分を知ってる人とか
周りの目を気にしてブレーキをかけていた」
まさにその状態だったからだろう。
「なーんだ、変わりたければいつでも変わればいいのか」
そう腑に落ちた感覚だけは、今もはっきり残っている。
恥ずかしかったら、無理にガラッと変えなくてもいい。
ほんの少し、昨日と違う選択をしてみるだけでいい。
そうやって少しずつ変化を重ねていくと、
ある日、
「はて?自分こんなんだったっけ?」
前「私はこういう人」をやめた日の自分と比べてなにかと変わってることに
気づいたり、周りが気づいたりする。

