透明な夜の香り
著:千早茜
本の紹介動画でおすすめされていて、
気になって読んでみた。
心がふっと軽くなるような物語だった。
ハッピーエンドというと少し違うけれど、
読み終わったあとに静かにホッとする。
特に印象に残ったのはラストのストーリー。
周りから少し異質な存在として見られている人でも、
やっぱり同じ人間なんだと思った。
他の人と同じように、
心の中には言葉にできない感情があって、
それを誰かに受け入れてほしいと思っている。
特別に見える人ほど、
実はとても普通の気持ちを抱えているのかもしれない。
自分も、人との距離をうまく取れずに悩むことがある。
でも相手も同じように、
言葉にできないものを抱えているのかもしれないと思うと、
少しだけ見え方が変わる気がした。
静かだけど、やさしい余韻が残る一冊だった。
続編もあるので引き続き読んでみよう。

