図書館、大好き。📚
読書は好きだけど、毎回本を買うのもお金がかかるし、基本的に読み返さない。
だから「本をシェアしてくれる」図書館って、本当にありがたい存在。
しかも、置いてない本でも他の図書館から取り寄せてくれるなんて…
なんて幸せな環境。ありがとう日本!!
そんなこんなで、ふと目に留まった一冊。
『人はなぜ物を欲しがるのか:私たちを支配する「所有」という概念』

人間社会で「所有」と無関係な人なんていない。
しかも、ちょうど今の自分は“生き方もモノも断捨離”して
頭の中や暮らしをシンプルにしていこうと模索していたところだったから、
もうタイトルだけで惹かれた。
読み終えて感じたのは、
「人間って、本能的に“所有したい”生き物なんだなぁ」ということ。
人間の中の一人である私も、“人間というもの”をまたひとつ理解できた気がした。
理解したうえでどう自分コントロールし行動していくか見直せた一冊でした。
💡ちょっとした余談
これから読む人に、ひとつ共有しておきたいことがある。
この本、本題が始まるのはなんと第5章から。
全体のおよそ2/3まで前情報である。
最初の1~4章は、哲学的な背景や研究内容、歴史的な話が中心で、
「ふむふむ……で、いつ出てくるの?」ってなるかもしれない。笑
だから、最初は思い切って第5章から読んでみて、
「◯章で説明したように~」という箇所が出てきたらその時に戻る、
そんな“行ったり来たり読み”もおすすめです。
📘 いろんな視点で楽しめた一冊でした。
興味がある人は、ぜひ手に取ってみてください。
以上、ほどぼのでした。

