題名:ファスト&スロー あなたの意思はどのように決まるのか?
著:ダニエル・カーネマン
正直、難しかった。
ちゃんと理解できているのかも分からないけれど、
読んでいてひとつ強く感じたことがある。
人は「自分の意思で決めている」と思っているけれど、
実際はそう単純ではないということ。
情報の偏り、捉え方、そのときの体調や気分、環境。
そして人間の持つ性質。
そういったものに影響されて、
同じことでも判断は大きく変わってしまう。
過去の経験からくる感情も、
必ずしも正しいとは限らない。
記憶や印象は、思っているより曖昧なものらしい。
だからこそ、
自分にとってより良い意思決定をするためには、
「人はこうやって判断してしまう」という仕組みを
知っておくことが大切だと感じた。
そしてもうひとつ思ったこと。
もし自分の言葉や行動が、
誰かの意思決定に影響を与えるとしたら、
その一言が、
その人の選択や人生の方向を変えてしまう可能性もある。
そう考えると、
軽い気持ちでの発言は控えたいと思った。
一方で、こうした知識を使えば、
相手に「自分で決めた」と思わせながら
誘導することもできてしまうのかもしれない。
そう考えると少し怖くなる。
知識は大切だけれど、
使い方次第で良くも悪くもなる。
だからこそ、
自分や大切な人を守るために使いたいと思った。

