『ミトンとふびん』を読んだ。
繋がりのある人や大切な人との別れに向き合いながら、それぞれの人生を歩んでいく人たち。
劇的に何かが変わるわけではなく、死を感じたり、悲しみを抱えながら、日常を送る姿が印象に残った。
自分も大切な猫を亡くした経験がある。
悲しみに暮れた時期を経て、今は毎日思い出す時間がありながらも、いつもの生活を送っている。
死とどう向き合うのか、ほかの人の考え方も知りたくて手に取った本だったけれど、大切な存在を失ったあと、その思いを心の片隅に置きながら生きていくんだなと感じた。
読み終えて思ったのは、今のままでいいのかもしれないということ。
無理に忘れなくてもいいし、悲しみをなくそうとしなくてもいい。
大切な存在を思い出しながら、自分の毎日を生きていく。
そんなことを考えさせてくれる一冊だった。
